中国語を本気で学びたいと思っている人に、個人的にとても大事だと思うことを1つ。
『声調(四声)は絶対に疎かにしてはダメ!!!』ということ。
声調とは、一声、二声、三声、四声のアレですね。
これがある程度出来ていないと、中国語の先生など、外国人と接する機会の多い一部の中国人以外には話が全く伝わりません。
中国に数年間住んでいる人でも、話すときの声調が正しくない人は意外と多いですし、
検定試験などは四声があまり分からなくても結構何とかなってしまいます。
この前中国の某大学に留学してHSK6級を取ったという人に会いましたが、
声調がかなりめちゃくちゃでオイオイ…と思ってしまいました。
かくいう私も、職場で全く中国語が通じていないことに危機感を持ち(普段は英語だった)、意識しだしたのです。
中国語を本気で学び始めて1年半くらい経ったころ…気づくの遅すぎですね汗
ではどうやって練習するか、という話ですが、とにかく暗記するしかありません。
僕も色々試行錯誤しましたが、どうにも各声調の法則性が見い出せませんでした…。
なのでもう一度言います。とにかく暗記です。(もし他に良い方法があれば教えて頂きたいです…)
どこかのサイトに声調は慣れれば自然にできるようになると書いてありましたが、
自分の経験からするとこれは間違い。話す時に自分で相当に意識していないと全く身につかないと思います。
とはいっても初学者の方がいきなりそこまで意識して学んでいくのは厳しいと思うので、
まずはピンインをしっかりと覚えるといいと思います。
ピンインは漢字の読み仮名みたいなもので、文字の系統によってかなり共通しているので、漢字に親しんでいる日本人であればあっという間に覚えられます。(これは他の国の学習者に対してかなり有利な点ですね!)
ピンインを見ないで中国語が読めるようになったら、徐々に声調を意識していくと良いと思います。
私は当時中国語の家庭教師とSkypeレッスンを併用していましたが、
その時は中国語の教材やニュースを自分で朗読し、四声が正しくない所があれば都度指摘してもらったり、
通常の会話の中でも同様に指摘してもらうようにしていました。
四声が出来るようになるとネイティブへの伝わり方が全く違ってきます。
現在中国語を学習中の方、ぜひ意識してみて下さい!